研究開発
計画通り製造するために社内外と調整しながらあらゆる工夫をする「会社の砦」
M.O
【東京支店】 調達部
01

入社・志望動機を教えてください。

営業職から、異職種への転職。「売る経験」が、「買う経験」に生きる調達部の仕事に興味をもち入社。
転職エージェントから塩野香料(調達部)の紹介を受けて応募しました。それまでは調達部の業務経験はなく、営業しかやったことがなかったので、実際に業務を行うのは難しいかもしれないと思いましたが、現在の上司が元々営業だったことや、営業経験者が調達の仕事をすることも多々あると聞いて、興味をもって応募したんです。
前職では食品原料に特化した商社で産休育休を取りながら15年以上働きました。食品原料というくくりでは香料も同じフィールドに入るのですが、食品や日用品の香りは、その特徴がキーになって商品のキャラクターを際立たせるものだと思うので、香料業界には魅力や面白さを感じていたんです。それから、私は細く長く働きたいので、経営が安定している会社かどうかも転職先を選ぶ上で大きなポイントでしたね。
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02

今の仕事の内容を教えてください。

調達は利益率に直結する。会社に利益をもたらす「内勤の営業職」ともいえる調達部の仕事の面白さ。
調達部の業務は、仕入先と交渉し、価格などの諸条件をすり合わせていく仕事です。また、工場から出てきた数字が購入に適した量なのかということを精査確認した上で、在庫管理の兼ね合いも見ながら決める仕事でもあります。
さらに、今は海外からの仕入れにも円安の影響が出ていて、労働力不足によって調達価格が高騰したり、サプライヤーから物が入荷できない、あるいは遅れる、終売になるという話が多くなってきました。
正直、あまり明るい話題ではありませんが、一度は仕入れ先からの話を受け止め、社内各部署、開発部、生産管理部、営業部に情報共有をしながら、お客様からいただいている生産契約が成立するよう調整することが私の役割です。
営業は、製品をお客様に販売して利益を出す部署ですが、調達部は後方支援部隊です。仕入価格を下げることによって、会社の利益に貢献できる面白い仕事だなと感じていますね。故に、責任も重大です。
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今後の目標をお聞かせください。

社内外からの情報が会社の利益創出のための生命線。今後の目標は、自分自身が情報の風通しを良くする存在になること。
調達部の仕事は、製品原料の仕入れに際して順調に仕事が回っていれば問題ありませんが、原料高騰・納期遅延・従来品終売による代替品選定など、次々に解決しなければならない問題が発生します。込み入った案件が多く、社内外と一つひとつ調整をする仕事も少なくありません。多くの方から頼りにしていただくので、それに応えられるように、会社の利益を生み出すためにも皆さんと助け合う仕事ができれば良いなと、いつも思っています。
仕事を円滑に進めるためにも、社内外の各部署と、発生した問題や情報について話し合いながら問題を解決していきたいんですよね。情報を届けるにしても、マイナス要素ばかりではなく、プラスアルファになる代替案の提案もしなければならないので、少しでも多くの情報収集が大切です。そのためには、今まで以上に周りの皆さんに話をしていただけるよう、聞くスタンスを整えていきたいなと思うんです。話しやすい雰囲気づくりといいますか、まずは受け止めることを心がけていきたいですね。
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塩野香料の福利厚生についてお聞かせください。

業務に役立つ学びの場と機会があり、労働環境の相談もできる福利厚生制度。
会社の福利厚生制度の中で、業務上の助けになることがいくつかあります。
まず一つ目は、労働組合があることですね。なぜかというと、私が仕事を長く続ける中で大切にしていることは、家庭との両立だからです。職場環境の改善や制度検討など、個人で交渉するのは大変なことですので、とても頼りになると思います。
他にも塩野香料の特色として、「学びの機会」を積極的に社員へ提供してくれているんです。学びたい人は条件を満たせば会社の費用負担で英会話のレッスンを受けられます。私の所属する調達部は、海外と交渉することもあり、英語との接点があるんですよね。先輩社員が英会話を学ぶ姿を見て、入社以来、私もレッスンを受けています。私は勉強が好きではないのですが、「皆さんがやっているから、私もやらなくては!」というような良い意味でのプレッシャー、相乗効果があると思います。おかげで社内がとても良い雰囲気になっているんですよ。仕事がしやすく、会社の協力体制が整っていてありがたいですね。
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キャリア採用者目線で思うことをお聞かせください。

キャリア採用者目線で見た「塩野香料」の社風や働きやすさとは。
社員の皆さんが日々業務で忙しい中でも、次に仕事をする方が仕事をしやすいように色々な場面で配慮してくれていると感じる機会が多いですね。
例えば、資料に対してデータをつけるときに、「こういうこともあるよ」など、わかりやすくコメントを書いてくださるとか、丁寧さと優しさを感じることがよくあります。
仕事は多くの人が関わりながら回していくものですが、誰から強いられたわけでもなく「プラスワン」をやっている方が多いなと感じました。私はキャリア採用で入社しましたが、初めて会う方も皆さん優しかったことを覚えていますね。そういった些細なことの積み重ねが、コミュニケーションの垣根がなく社員一丸となって仕事をする上で助けになっていると思います。
自分を香りに例えると……「アンバー」の香り。
私を香りに例えるなら、「アンバー」の香りですね。自分の性格を表していると思うからです。「アンバー」の香りは重厚感がありちょっとやそっとじゃ揺れ動かない、しっかりとしたイメージがあります。私の仕事は「調達部」としての裏方の仕事ですし、皆さんをしっかりと支えていけるような存在でありたい……。こんなイメージをもってもらえたら嬉しいなと思い、選びました。

ある1日のスケジュール

人を知る

営業
まだ見ぬ香りの種をまき創った香りが最終製品の立役者になるきっかけを作る仕事
ビジネスソリューション
営業
海外のお客様向けに「ローカライズドされた香り」を調合 日本らしさが生きる香りを海外へ提案する
グローバル事業
研究開発
人々の生活に役立つ“香りの兆し”を見つける研究分析の仕事
素材・技術開発
営業
時短勤務で子育てと両立しながらお客様のオーダーの先にある未来を予測する仕事
ビジネスソリューション
研究開発
原料の価格変動に対応するため製品の品質を守りながらコスト最適化を追求し続ける
原価革新
研究開発
計画通り製造するために社内外と調整しながらあらゆる工夫をする「会社の砦」
調達
生産
入社から約40年「あたりまえ」を支える仕事にチーム一丸で取り組む
生産管理
生産
「経験者集団」の品質保証でこれまでの経験をさらに突き詰める
品質保証
営業
海外出身キャリア採用者が活躍できる場で日々仕事に打ち込む
グローバル事業
営業
塩野香料の起源とつながる事業を世に広めグループ全体に貢献する人材を目指して
FCセールス
研究開発
お客様のイメージを具体的な香りに 新しい香りを創り続ける「調香師」の仕事
創香
研究開発
キャリア採用者としての知識と経験を生かし「多角的な目線と異業種出身のアイデア」を仕事に投じる
マーケティング
コーポレート
若い社員の意見に寛容な風土で「人事総務のプロフェッショナル」を目指す
人事総務
コーポレート
システム開発・導入・活用支援の経験を活かし全社員に便利を届ける仕事
経営管理
生産
「香りづくり一筋 新卒入社から20年 この仕事の面白さに惹かれ続けて今がある」
製造