企業理念
誠実本位に 技術と感性を磨き
香りと香味を通して 人々の生活に
豊かさと潤いをもたらすことが
我々の使命であり 誇りと喜びです
社長挨拶
塩野香料は1808年(文化5年)、和漢薬、真珠などを扱う薬種問屋「塩野屋𠮷兵衛商店」として創業した総合香料メーカーです。1908年に主業を香料に転換し、1921年には日本初の国産エッセンス「扇印エッセンス」の開発・量産化に成功。以来、食品香料や香粧品香料を中心とした製品・サービスで、信頼の証である「扇ブランド」をお客様に提供する企業として親しまれております。
確かな創香技術を有する研究開発、緻密な市場調査による生活者の嗜好と市場動向の先を読むマーケティング、そして顧客のニーズを知り尽くした営業の三位一体で製品開発を進めています。香りとしての良さはもちろん、安定性・安全性に優れた製品作りに加え、抗酸化活性や生理心理学的作用などの機能性を備えた香料の開発にも力を注ぎ、お客様の課題解決と商品価値向上に努めてきました。
海外の需要にも積極的に対応するため、台湾(台湾塩野香料)と中国(上海芳精香料)とタイ(Shiono Koryo Thailand)に現地生産・販売を行う子会社を設立し販売網を広げてきました。また、合成化学事業部門を分社化した塩野フィネスは、医薬品原薬の開発・製造を受託する専門メーカーとして、子会社のキチベエは生活者市場やクライアントとダイレクトにつながり「香り」の課題を解決する創香デザインカンパニーとして、日々、成長しています。
私たちは技術を高め、感性を磨いて、創業以来 幾多の困難を乗り越えてきました。今また変革期を迎え、新たな景色を見ようと挑戦しています。
香りの可能性は無限大です。
塩野香料は香りと香味で、人々の生活をより豊かに、潤いあるものにしたい。今後もあらゆる領域でクリエイティブに挑戦し続け、「誠実」をモットーにみなさまのbusinessとwell-beingをデザインします。「鼻で企む」塩野香料を今後とも宜しくお願い致します。
代表取締役社長
塩野 太一
「扇印」は、私たちの商売の在り方です
「扇印」が商標登録されたのは、私たちが香料中心の商売を始めた1908年。初代・塩野𠮷兵衛は、塩野家の家紋である「頭合わせ三つ松」から、私たちの商売を「扇」に例えました。ご存じのように、扇は別名「末広がり」とも呼ばれ、日本の縁起物のひとつとしても数えられています。私たちの商売が、いつまでも栄え、成長するよう願いを込めて……。扇に描かれた「常緑の若松」にも、同様の願いが込められています。
また、船場には昔から「扇子商法」という言葉があります。景気の拡大期には扇を広げ、後退期には小さく畳んでおく。「時々の状況に応じて、経営方針も柔軟に変化させていくべきだ」という考え方です。以来、私たちは、歴代当主の意思を受け継ぎ、扇子商法を胆に命じた商売を行ってきました。しなやかな扇のように、末広がりの企業を目指す。塩野香料の扇印には、そんな思いが込められています。
ビジョン
香りで人と文化を育む
老舗の変革企業
社員哲学
香料が人々の生活をより豊かに、世界をより良く変えていくために、塩野香料の社員はあらゆる領域でクリエイティブに挑戦し続けます。
市場環境の変化にも柔軟に対応し、香料以外の世界にも提案を起こして課題解決の幅を広げていきます。
失敗があってもそこから学び、スピード感をもってチャンスに変えていくことをモットーとしています。
これは1808年の創業時からの塩野の規範であり、アイデンティティとして商品やビジネスに生かされています。
10の価値観
- 香り・香味の可能性を信じる
- 可能性は知性でカタチになる
- スピードがカタチを成果にする
- 自ら考え、動き、そして動かす
- 挑戦するものだけが失敗できる
- 才能じゃない!やり抜く力だ!
- ユーモアを持ちポジティブであれ
- 誠実さこそが王道である
- 仲間の窮地は自分の窮地
- 変化を楽しみ、自ら変わる
10の行動指針
- オープンマインドで対話する
- すべてはスケジューリングから
- まずは謙虚に!原因は自分にある
- 変化から学び、アップデートし続ける
- ハイブリッド人材たれ!
- 問題意識からリーダーシップを取る
- シンプルを極める
- 気が利く
- Give&Take!まずは与えよ
- 正しい野心を持つ