アプリケーション開発および検証
香料の魅力を最大限活用できるアプリケーション生地を開発することを前提に、お客様の製品に沿った原料選定から、製品特性を持たせた生地開発を行っています。また、お客様が最終用途として用いる製品情報を想定し、可能な限り耐熱・耐冷・耐光等の検証を実施しています。レトルト殺菌機やスチームコンベクションオーブン、急速冷凍機などを用い、お客様に寄り添った検証を可能とする環境づくりも行っています。
香りを、現場で使える価値に変えていく。
私の役割は、瓶香だけでは伝わりにくい香料の魅力を、アプリケーションを通してお客様に具体的に伝えることです。製品の香り・味や裏面表示を読み解き、製造工程や原価条件を踏まえながら、実務に活かしやすいアプリケーション開発を行っています。食品メーカーの商品開発担当の方々とやり取りをし、必要に応じて商談に同席しながら、求められる香りの方向性を整理します。官能評価や試作結果をもとに香料やアプリケーションを調整し、開発プロセスに伴走する形でサポートしています。また、市場動向やトレンドを踏まえた提案を行い、調香師へ具体的なフィードバックを行うことで、実製品を見据えた香料開発を支えています。
香料の魅力を最大限活用できるアプリケーション生地を開発することを前提に、お客様の製品に沿った原料選定から、製品特性を持たせた生地開発を行っています。また、お客様が最終用途として用いる製品情報を想定し、可能な限り耐熱・耐冷・耐光等の検証を実施しています。レトルト殺菌機やスチームコンベクションオーブン、急速冷凍機などを用い、お客様に寄り添った検証を可能とする環境づくりも行っています。
現在所属するアプリケーターは、食品メーカーでの商品開発経験を持つメンバーで構成されています。各分野で培った知見を活かし、製品特性や用途に即した実践的なアプリケーション提案を行うとともに、開発や製造プロセスにおける課題を踏まえた提案を行っています。商談時には、アプリケーションの評価にとどまらず、お客様が抱える課題や市場ニーズを丁寧に汲み取り、塩野香料としてどのような形でお手伝いできるかを踏まえた提案を実施しています。
アプリケーターは、お客様が抱える課題や市場ニーズを起点に、営業および創香部と密に連携しながら最適な提案設計を行います。商談で得られた情報を技術的視点で整理・具体化し、開発内容へ的確に反映するとともに、研究成果や技術的な強みを分かりやすく営業提案へ落とし込みます。部門間をつなぐハブとして、実現性と付加価値の高い提案を推進しています。
アプリケーションは試作品であっても、実際に喫食した際の味や品質、全体のバランスが評価対象となります。そのため、出来栄えはお客様との信頼関係に直結すると考えています。最終製品の温度帯や製造条件を前提とした品質設計や、安全係数を考慮した理化学データの設定を行い、再現性と信頼性のあるアプリケーション提案につなげています。アプリケーションを通して信頼を築き、その先の採用へと結びつけていくことが現在の挑戦です。
商談やヒアリングを通じて寄せられる「食品素材」への要望に対し、香料メーカーならではの視点と技術を生かした提案に挑戦したいと考えています。塩野香料では、エキスや香味油などの食品素材を展開しており、その特性や強みを、香料提案とあわせてより分かりやすく伝えていく必要があると感じています。アプリケーションの現場で得た知見やお客様の声を起点に、社内の関連部門と連携しながら、商品開発や市場展開につながる提案を積み重ねていきます。