社員紹介 香料事業本部 営業開発部 食品Gr
アプリケーター 主任
Y.W. 2023年入社

主な仕事 Work Style

アプリケーション開発および検証

香料の魅力を最大限活用できるアプリケーション生地を開発することを前提に、お客様の製品に沿った原料選定から、製品特性を持たせた生地開発を行っています。また、お客様が最終用途として用いる製品情報を想定し、可能な限り耐熱・耐冷・耐光等の検証を実施しています。レトルト殺菌機やスチームコンベクションオーブン、急速冷凍機などを用い、お客様に寄り添った検証を可能とする環境づくりも行っています。

同行営業によるテクニカルサポート

現在所属するアプリケーターは、食品メーカーでの商品開発経験を持つメンバーで構成されています。各分野で培った知見を活かし、製品特性や用途に即した実践的なアプリケーション提案を行うとともに、開発や製造プロセスにおける課題を踏まえた提案を行っています。商談時には、アプリケーションの評価にとどまらず、お客様が抱える課題や市場ニーズを丁寧に汲み取り、塩野香料としてどのような形でお手伝いできるかを踏まえた提案を実施しています。

付加価値の高い提案の推進

アプリケーターは、お客様が抱える課題や市場ニーズを起点に、営業および創香部と密に連携しながら最適な提案設計を行います。商談で得られた情報を技術的視点で整理・具体化し、開発内容へ的確に反映するとともに、研究成果や技術的な強みを分かりやすく営業提案へ落とし込みます。部門間をつなぐハブとして、実現性と付加価値の高い提案を推進しています。

一日の仕事の流れ Day

09:00 – 09:15 進捗確認
フレーバーおよびセイボリー分野の新規・既存案件について、エヴァリュエーターを含めて進捗確認を行います。検討中の内容や今後のスケジュールを共有し、優先度や役割分担を整理します。
09:15 – 10:00 処方検討と方向性のすり合わせ
創香部、評価担当、営業の3者で試作品を評価します。基準に満たない場合は改良を行い、提案できる試作品を選定します。香りの印象だけでなく、市場との相性も確認します。
10:00 – 12:00 試作と検証
選定した処方や香料について、過去の検証結果を確認しながら試作を進めます。官能面に問題がないかを確認し、実際の製造条件を想定して再現性を検証します。
12:45 – 15:00 試作品作製と意見交換
試作した生地に香料を賦香し、評価ミーティング用の試作品を作製します。評価時には、香料選定の意図を説明し、エヴァリュエーターと意見交換を行います。
15:00 – 16:30 商談用サンプル準備
評価で方向性が定まった香料を用い、商談提出用のサンプルや処方案を作成します。用途や喫食シーンを意識し、スケジュールに合わせて準備を進めます。
16:30 – 17:15 最終確認
商談用資料やサンプル内容の最終確認を行い、同行営業に向けた準備を進めます。あわせて翌日の業務や試作、商談スケジュールを調整します。

キャリアパス Career

前職
約7年間、NB調味料および業務用PB調味料の商品開発に携わり、原料選定や味作りといった開発初期から、製造工場へのスケールアップ、量産化までを一貫して経験してきました。また、食品表示の作成や規格設計にも対応し、法規や品質面を踏まえた商品化を推進してきました。加えて、営業同行やプレゼンテーションを通じて、開発背景や製品価値を伝える提案活動にも従事してきました。
入社1年目~2年目
セイボリー分野において、アプリケーション機能の立ち上げに携わり、エヴァリュエーターや創香部、セイボリー営業と連携しながら提案実績を積み重ねてきました。フレーバー分野とは異なる評価軸や要望に対応するため、試行錯誤を重ねながら提案内容を構築し、時にはお客様の調理環境をお借りして試作・評価を行うなど、提案価値の最大化を意識したアプリケーション開発に取り組んできました。
現在
これまでに積み重ねてきた提案経験を活かし、現在もセイボリー分野のアプリケーション提案を担当しています。エヴァリュエーターや創香部、営業部門と情報を共有しながら、お客様の要望に応じた香料選定や試作、評価内容の整理を行い、分かりやすく納得感のある提案となるよう取り組んでいます。

未来への挑戦 Challenge

今、挑戦していること

アプリケーションは試作品であっても、実際に喫食した際の味や品質、全体のバランスが評価対象となります。そのため、出来栄えはお客様との信頼関係に直結すると考えています。最終製品の温度帯や製造条件を前提とした品質設計や、安全係数を考慮した理化学データの設定を行い、再現性と信頼性のあるアプリケーション提案につなげています。アプリケーションを通して信頼を築き、その先の採用へと結びつけていくことが現在の挑戦です。

この先、挑戦したいこと

商談やヒアリングを通じて寄せられる「食品素材」への要望に対し、香料メーカーならではの視点と技術を生かした提案に挑戦したいと考えています。塩野香料では、エキスや香味油などの食品素材を展開しており、その特性や強みを、香料提案とあわせてより分かりやすく伝えていく必要があると感じています。アプリケーションの現場で得た知見やお客様の声を起点に、社内の関連部門と連携しながら、商品開発や市場展開につながる提案を積み重ねていきます。