社員紹介 品質保証部
品質保証 主任
Y.Y. 2012年入社

主な仕事 Work Style

顧客向け製品規格書の作成

塩野香料製品の説明書となる「製品規格書」の作成を担当しています。香料は幅広いお客様に使用していただいているため製品の種類も多く、その1品1品に必ず製品規格が定められています。自部署だけでなく、開発担当者、営業担当者、品質試験担当者と協力しながら内容を確認し、信頼に値するデータを提供できるよう、日々誠実な対応を心がけています。「製品規格書」はお客様と塩野香料の間で取り交わす約束ごとのような存在であり、その正確性が重要な業務です。

各種問い合わせに対する調査・報告書の作成

お客様から香料の採用検討段階において、法令遵守がされているか、内容成分に問題がないかなど、さまざまな問い合わせをいただきます。食品、香粧品、化学物質管理に関する法律や、輸出先各国の法規を把握し、必要な情報を整理して回答しています。難しい内容も多い業務ですが、自ら調査を進めて解決策を見つけ出せたときには大きな達成感があります。香料のプロとして、お客様にご納得いただき、安心して製品を使用していただけるよう日々対応しています。

製品設計の内容確認と承認

自社で開発された製品や、それに使用する原料を含め、社内の製品設計に関する内容確認と承認を行っています。新規で開発されたサンプルを正式な製品として登録する過程や、新たに登録する原料の情報確認、製造工程の変更など、さまざまなタイミングで品質確認を行います。法令遵守の観点も含め、品質保証部の一員として責任ある役割を担っています。

一日の仕事の流れ Day

08:20 – 09:00 出社・連絡事項の確認
出社後はメールやチャットを確認し、急ぎの連絡事項がないかをチェックします。あわせて当日のスケジュールや期限のある業務を整理し、1日の段取りをつけます。
09:00 – 11:00 顧客向け規格書・証明書の作成
営業から依頼のあった規格書や証明書の内容を確認し、必要な調査を進めます。開発担当者や品質試験担当者と連携しながら、正確な情報をまとめていきます。
11:00 – 12:00 社内ミーティングへの出席
社内の各部署からの相談や問い合わせに対応するため、必要に応じてミーティングに出席し、情報共有や調整を行います。
12:00 – 12:40 昼食・休憩
大阪事業所の食堂で昼食をとります。定食や麺類などを選べ、同僚とのコミュニケーションの場にもなっています。お気に入りはカレーうどんです。
12:40 – 13:30 製品設計の内容確認と承認
開発や生産管理担当者から申請された製品設計の登録・変更内容を確認し、原料や法令、社内ルールの観点から承認を行います。
13:30 – 16:00 顧客向け文書作成・退社
午前中に引き続き、顧客向け規格書や証明書の作成を進めます。
納期を意識しながら対応し、育児短時間勤務のため16時に退社します。

キャリアパス Career

学生時代
農学部・農学研究科で自然科学を学び、主に植物に関係する病原菌の生体について研究していました。香料とは直接関わりのない分野でしたが、農業実習や研究活動を通じて、食に関わる分野への理解を深めてきました。農業の道は選びませんでしたが、現在は広い意味で食に携わる業界で、食糧事情に貢献できていることにやりがいを感じています。
入社1年目~2年目
新入社員研修で社内各部署のOJTを経験した後、フレーバー(食品向け香料)の開発部門に配属されました。1年目は研究用の機器分析を学び、2年目から香料の調合を担当しました。原料の香りを覚えるところから始め、先輩方に教わりながら処方の組み方を学びました。
入社3年目~5年目
引き続きフレーバー(食品向け香料)の開発担当者として、顧客の要望に応じたサンプル調合に取り組みました。営業に同行してお客様を訪問し、開発した香料のプレゼンを行う経験も積みました。開発担当者として得た香料や処方の知識は、現在の業務にも生かされています。
現在
約10年間開発担当者として経験を積んだ後、製品登録担当者として数年業務に携わりました。その後、品質保証部に配属となり、これまでに培った香料の知識を生かして日々の業務に取り組んでいます。多様な知識が求められる部署のため、今後も学びを重ねながら成長していきたいと考えています。

未来への挑戦 Challenge

今、挑戦していること

現在取り組んでいるテーマは、DX化の推進と業務フローの改善です。品質保証部の業務では、製品や原料など、香料の特性上多種多様な情報を扱うため、必然的に取り扱うデータ量が多くなります。これまでは紙での管理が中心でしたが、業務フローの見直しや新たなシステムへの対応を進め、現在では部内で扱う書類をすべてペーパーレス化しました。そこに至るまでにはさまざまな課題もありましたが、DX化の推進と業務効率化を実現できるよう、将来を見据えたビジョンを明確に持ちながら取り組んでいます。

この先、挑戦したいこと

ペーパーレス化は実現できましたが、品質保証部の業務とDX化は今後も密接に関わっていくと考えています。そのため、これからも幅広い視点で業務改善に取り組んでいきたいです。また、業務におけるAI活用についても模索していきたいと考えています。香料は感覚的で繊細な製品であり、品質保証部の業務においても人の感覚が必要な仕事は残っていくと思います。AIと共存しながら、より良い業務の形を考えていきたいです。