K.T ｜塩野香料株式会社 - SHIONO KORYO KAISHA, LTD.

コーポレート

若い社員の意見に寛容な風土で「人事総務のプロフェッショナル」を目指す

K.T

【大阪本社】　コーポレート本部人事総務部

入社・志望動機を教えてください。

「香りはまるでタイムマシーン」。

私は香りが魅力的なものであると感じています。その理由は、何かの匂いを嗅いだ時、昔の原風景や思い出を想起することができるからです。まるで香りはタイムマシーンの様ですね。
また、「誠実本位」、この言葉は私自身もとても大切に思っているもの事で、香料の魅力と、会社の企業理念、どちらにも共感したことが志望動機です。

今の仕事の内容を教えてください。

人事総務の仕事は臨機応変さが大切。幅広い分野を横断的に学んだ学生時代の経験を武器に、社員が働きやすい環境づくりに努める。

私は現在、人事総務部人事総務グループに所属しています。入社後、半年間で全ての部署を回る研修を経てから配属され2年半が経ちました。研修で様々な仕事を知るうちに人事総務の仕事に心惹かれていたので、この仕事ができることを嬉しく思っています。
業務内容は、社員の給与計算や、労務管理、社内広報、辞令作成、名刺注文、備品の購入などさまざまですね。環境を整えること全般を担っています。

今後の目標をお聞かせください。

人事総務部にとって社員は「お客様」。もっとこの仕事を極めたい。

人事総務部にとって、お客様は社員です。勤続3年目ですが、社員から直接会った時やチャットを通じて「ありがとう」と言ってもらえる時に、この仕事をやってよかったなと感じます。常に働きやすい環境の会社を作る一員でありたいと思っているので、一人ひとりの社員の視点に立って考えることが多いんです。社員から「結婚しました」「子どもが生まれました」といったハッピーなニュースを聞いた時には、自分の事のように嬉しいですね。
今後の目標は、社内規定や法律についてまだ不勉強な部分が多いので、専門分野を学び、ゆくゆくは人事総務のプロフェッショナルになることです。人事総務部は全社の社員と直接関わるので、社員の人となりを知ることができますし、一人ひとり見習うべき素敵なところがあります。それを全部吸収していきたいですね。

若手新卒入社者の目線で思うことをお聞かせください。

若手社員目線から見る、老舗香料メーカーの「今」

当社は200年以上続く歴史ある会社です。安定していて、落ち着いた雰囲気があります。そうした長所がありながら、今、会社が変革期にあることを実感しています。
例えば若手の意見がこれまで以上に求められるところですね。日本人はどちらかというと、自分自身の意見を言わないのが正義、反対意見を言うことはタブーとされていたように思うんですが、会社は「意見を述べるための根拠」（情報収集力）、「意見を分かりやすく伝える」（発信力）、「どこに問題があるのかを考える」（論理的思考力）を若手にも求めています。
自分自身も発信していく人材でありたいですし、新しいことにチャレンジする社員の背中を押すようなサポートを、人事総務の仕事としてやっていきたいです。
若手社員でも「まだ自分の意見は聞いてもらえないかな」と引っ込み思案になるのではなく、どうしたら聞いてもらえるかを一緒に考えていきたいですね。
同期入社は7名いて、それぞれ別の部署に配属されていますが、横のつながりでお互いサポートし合うなど、とても良い仲間に恵まれています。離れていてもコミュニケーションを大事にしていきたいですね。

自分を香りに例えると……「土の香り」。

私を香りに例えるなら、「土」の香りです。自分を香りに例えるということは、自分がそうでありたいという願いも含まれるということですね。
いつでも泥臭く愚直に、誠実に生きていきたいと思っているので、そういった意味での「泥」臭さです。「あの人、泥臭いね。」と言われるのは、誉め言葉と感じられて嬉しく思うんです。
様々なことに努力し、向き合っていきたいですね。日本語らしい表現に、○○臭さ、○○が匂うといった言葉がありますが、そのイメージで「土の香り」を選んでみました。
日本人は、物事を表現するときに嗅覚に関する言葉を使うので、香りが生活に密着しているのではないかと思います。塩野香料の社員として、嗅覚を活かしながら、香りに敏感な人材になりたいですね。